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2017年のAV業界を振り返る

2017年はSOD専属・瀧本梨絵の衝撃的なAV強要告発から始まった。瀧本はSOD取締役の溜池ゴロー監督に台本にないハメ撮りを強要されたのだ。溜池は自称「AV女優を守る会」であるAVAN代表・川奈まり子の夫であり、溜池自身もAVAN理事であったことから騒動は大きくなり、ついにはSODが釈明文を公開する事態に発展した。これによってAVANの信頼は失墜し、AVAN解散へと向かうこととなる。

無修正AVでは、AVエンターテイメントのピエロ・陳社長が逮捕された。これに続くように西川ゆい、大島丈、小田切ジュンも逮捕される。さらにこれに付随して2015年にかさいあみが同じく無修正AV出演で逮捕されていたことも明らかとなった。カリビアンコムも逮捕者を出し、摘発が相次いだことで、一時有名女優が出演しまくっていた無修正AVはようやく下火となったのである。

しかしながら摘発ラッシュは止まらない。AV事務所・クローネの書類送検、AV女優・坂口杏里ことANRIの逮捕と、一体AV業界は犯罪者まみれであることが明らかとなったのであった。

SOD長期専属・原紗央莉がV削除をおこなうなどの激震が走る中、沢井亮はAV事務所・アルシェと組んでAV強要を続けていた。

AV業界は2017年に対策として自称第三者機関であるAV人権倫理機構を発足させ、ようやく自主規制による自浄努力に動き出すが、殺人AVスカウト・白石の猟奇的な事件が世を震撼させ、AV業界はついにソーシャルエネミーとしての立場を確立させていったのである。

目次

SOD専属・瀧本梨絵による「溜池ゴローのハメ撮り強要」告発

SOD専属瀧本梨絵は2016年10月デビューでありながら、専属期間中の12月末に引退を宣言。17年1月には溜池ゴローに本番強要されたと告発する動画を投稿し大きな反響を呼んだ。

SOD専属・瀧本梨絵。16年10月に『ED治療 医療コンシェルジュ 瀧本梨絵(仮) ドキュメント作品 医療の限界と壁を超える挑戦』でAVデビューした彼女は3本目の17年1月作品でSOD star行きが決まっており、AV女優としては順風満帆に思えたが、16年12月15日に心身の不調を訴えていた。

瀧本 梨絵@takimotorie

皆さまが想像以上に心配してくださり
申し訳無いというかありがたい気持ちです
未経験のツイッターを始めて1週間、色々試行錯誤してた疲れとか
SOD関係での不安、ショック、悩み事が重なり
心身が少し悲鳴をあげたようです
今後は体調に気を付けまた頑張りますのでよろしくお願い致します

2016/12/15 02:20:36

そして瀧本は12月末に不可解な引退を宣言したのである。

瀧本 梨絵@takimotorie

お久しぶりです
皆さんご心配をお掛けして申し訳ありません
理由は色々ありますがこの世界を離れることにしました
医療ドキュメント2作とSODSTARのAVデビュー作はどれも貴重な経験でした
皆さんからの温かいお言葉や応援して頂けた事はずっと忘れません
本当にありがとうございました

2016/12/31 10:01:37

SODのこれまでの非道を知っている我々は、「またトラブルか」と注目したのである。瀧本はYoutubeで、下記のような発言をしていた。

  • ツイッターを更新せず心配かけて申し訳ない
  • 色々考えたが(AV業界は)自分のいるべき場所、進むべき道ではないのでこの世界を離れることにした。
  • 外からAV業界の問題点など発言していきたいと思っている。

しかしながら、具体的になぜ瀧本がSOD専属の地位を捨ててAV引退するのか、という理由がよくわからなかったのは事実だ。年明けの1月になって、瀧本は11月に撮影した告発動画をYoutubeに投稿したのであった。(一旦瀧本は非公開にしたが、のちに、瀧本が転載・再公開した動画を添付する。)

1作目について

要約

ED治療のドキュメントをとることになった。クリニックの先生は顔モザイクをしてほしいと言ったが、監督(溜池ゴロー)が「信憑性がなくなる」として聞き入れず、先生が折れるかたちで目を出すことになった。

また、クリニックの外観はモザイクをかけるという話だったが、クリニックの名前のみ隠すのみで場所がすぐわかるようになっているなどまったく当初の話とは異なっていた。 

さらに、先生が話した内容が監督サイドで変えられ、間違った情報になっていたこともあり、先生はお怒りになっていた。

クリニックが写っているので、いつバレるかビクビクしてやるのはムリということで休診となっている。先生はSODに対して不信感を抱いている。本来、発売前に先生にプレビューをもらい、間違いがないか確認すべきだが、それすらなかったのも問題であった。

また、瀧本自身も作品中で溜池に過去のトラウマを掘り起こされ作品中で泣かされた。溜池は追い込んで人を弱らせて泣かせ、洗脳しようとするかのようだった。自分はこれからどうしたらいいんだろうと思う。先生もSODに不信感を持っており、AVやめたらとも言われている。

瀧本によると、瀧本の事務所ベールアンジュの社長でもあった医師の身バレになるようなVを出したことも問題であったという。また、瀧本のトラウマをえぐる手法にも違和感を覚えたということだ。

2作目について

要約

瀧本の成長を描くという内容で、1作目でとまどっていた瀧本が積極的に患者さんを興奮させるという内容であるが、朝原稿をもらった時点で、具体的な内容は書かれていなかった。前日までに、カラミはあるかもしれません、とは言われていたものの、当日の原稿にはなにも書かれていなかった。

撮影日の夕方、溜池監督から「今日最後撮影が終わる前に、僕と絡むことになると思います」と急にいわれた。当日にいうのはないだろ、と思った。「監督とからむなんてイヤです」といえる雰囲気ではなかった。作品を作り上げる1人としての責任感から本番をしたが、撮影終わったあとどっと疲れが出て、数日後、どうだったんだろうか?と不安になった。

そもそも、EDの患者を治療するという作品のはずなのにEDでない溜池とSEXするのは作品の流れとしておかしいのではないかとモヤモヤした。

前日までに誰と絡むという話をしないといった基本的な業務連絡がなされていなかった。

溜池の奥様(AVAN代表・川奈まり子)は業界人の人権について発言しているが、そんな中で、自分の人権は簡単に無視された。どうなっているのか。

溜池が毎日新聞のインタビューで「AV女優とかかわってきて、今まで強要されてるなんてことはありません」とか、「女優さんに撮影どう、って聞いたら『すごく楽しい』と答える人がたくさんいる」と調子のいいこと言っていたが、現場で「ムリです」などとマイナスなこといえる女優ははいないと思うし、手放しで喜んでいるひとなんていないと思う。

溜池はなぜ、人の言葉の裏も読まずに監督やってられるのか。溜池は「AV女優には幸せになってもらいたい」と言っていたが、現に今、私は落ち込んだりモヤモヤした気持ちになっている。「女優に幸せになってもらいたい」などと、調子のいいことばかり言っているのは反感を覚える。

女優への強要はプロダクションが摘発されているが、プロダクションだけではないと思う。私も当日、作品を作っていくなかで迷惑かけたくないなかで、嫌といえない状態だった。メーカーは関係ないというのはおかしい。

基本的な女優さんの人権を守らないのはおかしい。それでいて溜池はいけしゃーしゃーと毎日新聞のインタビューに答えるとか調子の軽い人だ。

当時、溜池はAV監督として恥じるところもなくメディアに露出し、強要はないなどとポジショントークに明け暮れ、大メディアもそのままAV業者のプロパガンダを垂れ流す事態となっていた。

しかしながら、その当の溜池が女優の人権を蹂躙しているのだから呆れ果てる。2作目で行われた卑劣なハメ撮り強要を許すことができるだろうか。

瀧本は過去にゆうき撫子の名前で活動していたことがあり、しきしま会の街宣に参加したり、桜井誠と写真撮影をしたりするなど、保守系政治団体の運動に参加していたことから、左の伊藤和子弁護士のみならず右からの抗議活動も起きるのではないかと騒然となったのである。これに対し、SODは1月9日にコメントを出した。

そして1月16日、調査の結果として、SODの主張は瀧本の主張と異なるとし、対決姿勢を明確にしたのである。

さらに1月31日にはSODクリエイト野本義晃社長がSODサイト上で瀧本の主張は違う、と声明を出し、謝罪も反省もしない姿勢を貫いた。(現在は削除済み。リンクは魚拓)

AVファン、そしてAV出演強要問題に関心をいだいておられるすべての皆さま、
SODクリエイト株式会社代表取締役の野本義晃です。

ファンの皆さまには、日頃よりSODクリエイトを御愛顧頂き、誠にありがとうございます。

この度、弊社と専属出演契約を締結しておりました瀧本梨絵さんが
弊社作品の制作と宣伝に関して「問題点がある」という趣旨を話されている動画が動画サイトにアップロードされました。

また、SNSでも「瀧本梨絵」名義のアカウントで同じような趣旨のことを書き込みされています。

私としては、件の動画、SNSについて、当事者同士で話し合いの場を持ちたいと思い、
瀧本さんおよび所属事務所代表(作品に出演して頂いた医師)に対して連絡をとっておりましたが、
連絡がつかないため、1月16日付で弊社代理人弁護士より瀧本さん御本人および所属事務所代表に
内容証明郵便にて御連絡しておりますが、本日に至るまで、お返事を頂けていない状況です。

件の動画、SNSの内容については、社内で調査を行い、関係者からの調査報告を聞いた限り、
瀧本さんの主張とは異なっております。

私としては、動画、SNSの内容について、瀧本さんと言い争いをするつもりは一切なく、
本来であれば当事者同士にて話し合いをさせて頂き、速やかに解決したいと考えておりますが、
弊社、監督およびAV業界全体への風評にも関わる内容であるため、当社ホームページにて、
関係者からの調査結果について、別紙御報告させていただきます。

作品に出演してくださる女優さんはSODクリエイトの宝であり、瀧本さんに対しても同じ思いを抱いております。

この度は、日頃よりSODクリエイトを応援して下さるユーザーの皆様ならびに関係者の方々、
女優の皆様には多大なるご心配をお掛けしましたこと、お詫び申し上げます。

今後ともご愛顧の程、何卒宜しくお願い申し上げます。

SODクリエイト株式会社
代表取締役社長 野本義晃

この文章でSODは話し合いを呼びかけると見せて内容証明を送り、ツイートや動画の削除を画策していたようで、瀧本さんは「説明もなしに」SOD批判を全削除せよという圧力を受けたのだという。

瀧本 梨絵@takimotorie

あまりにも理不尽すぎて…
私の主張は全否定ですか?
具体的な説明もなしに
批判的な動画やツイートは全削除しろって言うんですか?
一週間前に監督と性交する撮影があるなんて
説明されてないし同意もしてないし
台本にも書いてなかったですよね?
怖くて眠れなくて
押し潰されそうな毎日です

2017/01/22 02:57:53

SODは調査結果として異例の長文で、経緯説明をサイトにアップした。全文を引用する。

http://www.sod.co.jp/page/notice1/
上記のリンク先の弊社作品出演者によるネット上の書き込み及び動画アップロードに関する事実関係を時系列にて御説明いたします。

【2016年6月7日】
・医師がクリニックの従業員である瀧本さんをAV女優としてSODクリエイトに推薦

【6月24日】
・医師が、AV芸能事務所「ベールアンジュ」を設立、代表者となる

【6月26日~29日】
・出演に関する条件をベールアンジュに提示し、承諾を得る。

【7月5日】
 瀧本さんより「成人向けコンテンツ」と明記された出演承諾書を得る。

【7月13日】
・医師のクリニックを見学
(参加者:プロデューサー・広報・助監督・雑誌編集者・瀧本さん・医師)
・医師が、「クリニックは既に営業しておらず、閉院する予定」だと発言
・医師からスタジオとしてクリニック使用の承諾をもらう

【7月下旬】
・SODクリエイトの会議で、医師と瀧本さんの作品の内容が「医者と愛人」に決定(後に変更)
・SODクリエイトプロデューサー・助監督より、電話で医師本人の出演を確認
・医師から「顔出し」の承諾を得る
・作品の内容を「ED治療に情熱を傾ける医師と医療コンシェルジュのドキュメンタリー風」に内容変更
・上記作品の監督が溜池ゴローで決定
・ 7月27日付でSODクリエイトとベールアンジュの間で瀧本さんのAV出演3本の出演契約を締結する。

【8月2日】
・瀧本さん・医師・溜池・SODクリエイトプロデューサー・助監督・別ディレクターで打ち合わせ
・医師に対して、正式に出演を承諾してもらう。
・医師の出演に関して、マスクとメガネをつけて出演することを医師から提案をもらう。
・瀧本さんに、作品中で自身の過去の話を語ってもらうことを承諾してもらう

【8月9日】
・医師のクリニックで打ち合わせ(参加者:瀧本さん・医師・溜池・助監督・別ディレクター)
・医師にマスク・メガネでモザイクなしで作品を発売することを再確認。承諾をもらう。

【8月15日】
・瀧本さんに、作品中で過去の話をしてもらうことを再確認し、承諾をもらう
 瀧本さんより「成人向けコンテンツ」と明記された出演承諾書を得る。

【8月18・19日】
・医師のクリニックおよび撮影スタジオで瀧本さん主演AV(1作目、絡み無し)撮影
・出演者:瀧本さん・医師・AV男優6名・AV女優2名
・制作側:溜池・プロデューサー・別ディレクター・助監督2名・ビデオカメラマン・メイク

【9月17日】
・SODクリエイト社屋内で、1作目の撮り直しシーンの追加撮影
・メンバー:瀧本さん・医師・溜池・助監督・プロデューサー・他スタッフ
・2作目には絡みがあることを瀧本さんにSODクリエイトの本社内で説明
・医師にも同様のことをSODクリエイトのメイクルーム付近で説明
・上記説明の際に、両者に、絡みの相手が監督である溜池の可能性があると説明
・ラストシーンについては「当日の流れで相談させてほしい」と告げ、瀧本さん、医師の両者から「2作目では絡みがあること」「相手は溜池監督となる可能性があること」について口頭で承諾を得る。
・瀧本さんより「成人向けコンテンツ」と明記された出演承諾書を得る。

【9月25日】
・医師のクリニックおよび撮影スタジオで2作目を撮影
・参加メンバー:瀧本さん・医師・溜池・プロデューサー・助監督・他スタッフ
・朝、最後の絡みの相手が溜池であることを、医師に溜池から伝える
・医師は溜池との絡みについて、「光栄です」という言葉とともに承諾。
・昼、プロデューサーが医師に溜池との絡みの承諾を確認
⇒瀧本さん所属プロダクションには17日も含めて事前に「3回」承諾を得たことになる。
・16時頃、メイクルームで溜池が瀧本さんに絡みの相手が溜池であることを伝え、承諾を得る。
・この時、絡みへの流れ、演出、演技の打ち合わせを行う
・複数のシーンの撮影後、助監督から瀧本さんに再度、溜池との絡みの確認を行う。
・21時半頃、瀧本さんと溜池が、絡みの流れを再度確認・打ち合わせをする。
⇒瀧本さんには17日も含めて事前に「4回」確認し、承諾を得たことになる。
⇒瀧本さんと医師への溜池との絡みに関する説明は、当日だけで「計5回」で全て承諾を得た

・瀧本さんおよび医師から不満が訴えられることなく、楽しい雰囲気のうちに撮影終了
・撮影後も翌日以降も、両者からの不満、問題提起などは一切、無かった

【10月20日】
・瀧本さん主演1作目「ED治療 医療コンシェルジュ 瀧本梨絵(仮) ドキュメント作品 医療の限界と壁を超える挑戦」(SDSI-061) 発売

≪11月8日……瀧本さんの告発動画の一部がYouTubeで公開される≫

【11月11日】
・ディファ有明にて開催された「JapanAdultExpo」に瀧本さんが参加し、医師が付き添いで同行した。弊社専属女優とともにイベントに参加した。
・溜池と瀧本さん、医師が会場内女優陣控室で会い、楽しく会話、記念に写真撮影する。

【11月12〜14日】 
・「愛国アイドル」として別名で活動し、YouTubeで動画が公開されていることが判明
・上記の点をSODクリエイトが把握し、プロデューサーが瀧本さんと医師に確認する。
・医師と瀧本さんは全て事実であると認める。
・医師が、瀧本さんの「愛国アイドル」の動画を撮って公開していることを告白。
・医師はさらに、YouTubeに「医療コンシェルジュの日常」というアカウントを持っていることを告白した。
・同アカウントの動画では、SODクリエイトに無許可で発売前に内部事情を公開していたほか、溜池に対する不満の告発動画も一部公開していたことが判明
・プロデュース・プロモーションの妨げになることは容易に推測されたため、「医療コンシェルジュの日常」と「愛国アイドル」の取り下げをプロデューサーから医師に要請した。医師は承諾し、動画の一部を削除。(後日、一部が未削除であることが判明)
・YouTubeの瀧本さん関連のアカウントの管理・制作者が医師であることが判明

【11月23日】
・瀧本さん主演2作目発売「ED治療 医療コンシェルジュ瀧本梨絵 覚醒 医療の限界を超える為の挑戦」(SDSI-065)

【11月22日、23日】
瀧本さん主演3作目の撮影を行う。

【12月4日】
瀧本さんより「成人向けコンテンツ」と明記された出演承諾書を得る。

【12月12日】
・SODクリエイト社屋内で、4作目用の監督面接に来ていた瀧本さんと医師に、偶然、溜池が会う。
・瀧本さんから溜池に積極的に親し気な態度を取り、握手を求めてきた
・医師は「溜池さんにずっと撮ってほしい」と発言
・このとき溜池は医師が作成したYouTubeの「告発」動画の存在について全く認知していなかったので、その件については、話をしなかった。
・瀧本さんからも医師からも不満、抗議等の話は出なかった。

【12月14日】
・SODクリエイト広報担当者と瀧本さんが、2人で昼食をとる。(医師が来なかったため)
・その際に瀧本さんが、「これからもSODstarで頑張りたい」「医師が(瀧本さんがAV女優を)このまま続けることを快く思っていない」と広報担当者に打ち明ける。

【12月15日】
・瀧本さん・医師・SODクリエイト広報担当者・店舗担当者などと営業活動を行った。
・瀧本さんがやる気のある発言を再三し、各担当者を喜ばせる。
・広報担当者から、医師と瀧本さんにこの時点でアップロードされているYouTubeの動画の削除を再度要請
・上記の要請と合わせて、瀧本さんに対し、
・「今はまだtwitterを開設したばかりでフォロワー数が少ないから、今後フォロワーを増やすために努力していこう」
・「売れるために特技等の何か武器を作ったほうが良い」
といったアドバイスを行う。

【12月16日】 
・医師から、広報担当者にLINEで連絡が入る。
・「契約打ち切り」「今後は弁護士を通して連絡をする」「今までのことは社会問題にする」
・以上3点を医師が一方的に通告
・12月16日以来、電話、LINE、メール等あらゆる通信手段を使っても、医師にも瀧本さんにも誰からも連絡が全く取れない状態である。
・他方、YouTubeでは瀧本梨絵氏の動画の公開が続く。同氏名義のTwitterのツイートも続いている

【2017年1月16日】
・今後のことを話し合うために、事実関係と異なる内容や誤解を含む動画、Tweetをいったん削除し、連絡をくれるよう、内容証明にて弁護士から瀧本さんおよび所属事務所代表の医師へ送付
・上記の連絡では、残された契約分の出演の請求も、違約金の請求も一切行っていない。
・1月18日に受け取られた記録が確認できるが、1月30日現在までSODクリエイト側へ連絡は一切なし

【1月19日】
・瀧本さん主演3作目発売「医療コンシェルジュ 瀧本梨絵 SODstar Debut」(STAR-748)

現段階では、様々な状況を調査している段階です。
新たな事実が判明し次第、皆様にご報告させていただきます。

結局のところ、医師への説明はしたが、いずれも口頭であり、瀧本さんへの事前の説明は直前の一回のみということで、瀧本さんの主張は正しいのではないかと思われた。医師が瀧本さんへの連絡を行わなかった件については瀧本さんが問題にしていないこともあり、やはりSODの責任は免れない。AV出演被害防止・救済法によって、撮影1ヶ月前に文章にて相手と撮影内容の重要事項説明が義務化された今となっては完全なる違法行為がSODではまかり通っていたのである。

勝手気ままに監督の劣情で撮影を行い、大切な動画を削除させて、挙句の果てには「違約金の請求も一切行っていない」などと違約金をちらつかせる。これがSODのやり口なのだ。

では当の溜池は謝罪したのだろうか。溜池のとにかく長文のコメントを見てみよう。

みなさん、こんにちは。AV監督の溜池ゴローです。
今回、瀧本梨絵さんがツイッターとYouTubeにアップしている発言、動画に関して
僕、溜池ゴローからの見解をお話させていただこうと思います。

まず最初に、瀧本さんのファンを始め、AVファンの皆さんや、女性の人権を大切に思っている方々に、
ご心配をおかけしたことをお詫びしたいと思います。

瀧本さんの所属プロダクションからの返事を待っていた関係で、ご説明までの時間がかかってしまい、
余計、ご心配をおかけしたと思います。すみません。

本来、僕としてはこのような形で見解を表明するのではなく、先方と話し合いをさせてもらいたいと思っていましたが、先方とは2016年12月16日からまったく連絡が取れない状態です。

先方からは「弁護士をつけるので、今後は一切直接連絡はしてこないでください」とのことでした。

しかし、先方の弁護士からの連絡は一切なく、SODクリエイトでの社内調査の後、こちらから弁護士を通じて「今後について話し合いたいから連絡をください」と手紙を送ったのですが、それに対する反応もありません。

勿論、出演してくれた女優さんと言い争いをしたくなく、
僕が事実関係を述べることで彼女が傷つく可能性も考えられ、あえて今までは反論をせずに来ました。

しかし、既に僕だけではなく、周囲にも迷惑をかけてしまう状況になってしまい、
ちゃんと事実関係をお話せざるを得ないということです。

皆さんにまず説明しておきたいことなのですが、動画内で瀧本さんが「先生」と呼んでいる医師がいます。

その医師のクリニックで医療事務をやっていたのが瀧本さんです。
瀧本さんをAVに出演させようと推薦し、SODクリエイトのAV女優募集サイトに連絡をしてきたのは、
その医師です。

SODクリエイトからデビューすることになりましたが、SODクリエイトの社内規定により、
AV女優さん個人との契約はしないということで、その医師が瀧本さんの所属するプロダクションを作ります、という話になりました。

ですので、僕としてはその医師との間では、作品に出演した瀧本さんの上司の医師というだけでなく、
瀧本さんの所属するプロダクション「ベールアンジュ」の代表兼マネージャーとしても、
さまざまなやりとりがあった、ということを最初に皆さんにお伝えし、実際に僕が聞いたこと、
話したことを時系列順にまとめてお話します。
(つまり【医師=プロダクション代表=マネージャー=瀧本さんの上司=SODクリエイトに紹介した人】ということで、すべて同一人物です)

2016年8月2日、作品のロケハンとして医師の経営するクリニックを訪れ、
プロダクションベールアンジュの代表でもある医師、そして瀧本さんと初めてお会いしました。

この時点でSODクリエイトとベールアンジュとは所属タレントの瀧本さんがAVに出演する、という内容で出演契約が交わされています。

そして、AV出演の承諾書をもらっています。

さらには数年前SODクリエイトに大手AVプロダクション所属としてAV女優の面接に来ていたというのも聞いておりましたので、
彼女がAV女優になるという熱意があるものと認識しておりました。

医師の経営するクリニックは実際にED治療を行なっているということなので、
「ED治療にかける医者とそこに所属する医療コンシェルジュ」という設定で作り物(フェイク)のドキュメンタリー作品を制作する、
という意図の元、面接兼取材を行ないました。

実際にクリニックを訪れる前にSODクリエイトのプロデューサーから、
「その医師が瀧本さんと絡むという企画を持ちかけ、OKをもらった」とのことを聞いていました。

その時点で医師の出演、顔出しのOK、実際のクリニックを使用することについてもOK、ということを確認しています。

その上で、改めて僕の方から医師に
「ED治療にかける熱血医師として出演してもらえないか。このクリニックで撮影させてもらえないか。できれば顔は出してもらいたい」
と依頼しました。

そうしたら医師の方から「サングラスで顔を隠すとか、マスクで顔を隠すとかはどうでしょう」と意見をもらったので
「では顔を半分隠す、どちらにするかは試してみて決める」と提案しました。

「最初のうちは顔にボカシをかけ、その後はマスクやサングラスで顔を半分隠す形にしたい」と話すと、
医師が「マスクをかけてメガネをかけて、髪型を変えてみましょうか。そうしたらあまりわからないと思うので」と提案してくれました。

そして実際に試してみて、マスクにメガネ姿で出演してもらう、という許可をもらいました。

瀧本さんの面接の時に、どういう人生を歩んできたか、という形で過去の話を聞きました。

過去の話をする時に、瀧本さんは「自然と涙が出てくる」、と言いながら涙ぐんでいたので、「作品内で過去の話をしてもらいたい」と依頼しました。

そこで瀧本さんは「いいですよ」と過去の話を作品内で語ることを了承してくれました。
なぜそういう依頼をしたかは、後でお話しします。

この時、医師から聞いた話としては
「クリニックの営業はもうほとんど行なっていない。もともとは内科だったけれども、ED治療を始めたことで患者がよりつかなくなってしまった」
「経営は破綻状態である」
「従業員は医師と瀧本さんの2人のみで、これからどうするかを話し合った。彼女に『AVをやる? 風俗をやる?』と相談した」
「クリニックはもうやっていけない。僕はAVが好きなので、これからAVのプロダクションをやっていきたい」
などがあります。これらは僕だけでなくその時に同行した助監督やプロデューサーも聞いています。

8月9日、再度クリニックを訪れ、1作目『医療コンシェルジュドキュメンタリー』の内容を提案しました。
この時、医師が自分からマスクをつけて「これでどうですか?」と出てきてくれて、出演はマスクでボカシなし、ということで確定し、承諾を得ました。

8月15日、もう1度クリニックで打ち合わせを行いました。
ここで再度、瀧本さん本人に直接、作品内で過去の話を語ってもらうということの確認をして、許可をいただきました。
その他には主にED治療に関する取材を行い、撮影内容の確認を再度行ないました。

8月18日はクリニック、19日はスタジオでの2日間の撮影を行ないました。
撮影時の瀧本さんですが、とてもやる気があって楽しそうでした。

共演した女優さんなどの出演者にたくさん質問したり、とても前向きにやってくれているように感じましたし、
医療コンシェルジュとしての演技の練習も行ないました。

彼女は本当の医療コンシェルジュをしっかりやっていたわけではないため、医師にどう話せばいいかを聞き、
「こう言ったらどうか」という医師の言葉をオウム返しに繰り返すというような形でした。

そして実際に、作品内で瀧本さんが過去の話で涙を流すシーンがあります。
以前に許可をもらったように、瀧本さんにも流れを説明してカメラが回った上での涙ですので、これは彼女の演技です。
とても気持ちの入った上手な演技です。
瀧本さんは、僕と過去の話をすることで泣く演技ができた、それを洗脳と言われてしまうと、僕としては困ってしまいます。

今、AVで問題になっている洗脳は、AVに出演したくない子を洗脳してAVに出す、というものです。
ですが瀧本さんの件に関しては、最初からAVに出演したいという女性を、プロダクションが「出演させてください」と連れてきて、本人からも出演の承諾書をもらって出演してもらっています。

瀧本さん自身もそういう主張はしていないように、本人に承諾書を貰う際には、無理やり承諾させたのではありません。
AVに出演する、と決まっていて出演する気もある女の子を「AVに出演するとは思っていなかったような子が、だんだんAVに興味を持って行く」という女の子として演出とストーリーで見せているのであり、これは洗脳ではありません。

過去の話をしてもらったのは、この作品を見てくれる人がみんな瀧本さんに思い入れを持ってほしかったからです。

正直に言ってしまいますと、僕は瀧本さんは普通にAVデビューしても、このまま埋もれてしまう可能性が高いと思っていました。
素敵な子ですが、今のAVの世界でデビューする子は他にも素敵な子がたくさんいて競争という面では決して甘い世界ではありません。

僕は瀧本さんに、人気がある、売れる女優さんになってほしかったので、
まず「医療コンシェルジュ」として出演し、そんな彼女がAVデビューする、ということをフックとして、
彼女の付加価値を上げようという意図がありました。

だからまずこの作品を見て、瀧本さんを応援したいと思うファンをいっぱい作りたい、というのが1番の狙いでした。
そのために、同情するような話や応援したいと思えるような話をするシーンは入れた方が良い、そう考えたのです。

彼女の価値を高めるために、演出家として 溜池ゴローがあえて「一般女性をAVに出演させようとする監督役を演じる」
という手法を用いたことによって、誤解が生じていることも考えられます。

しかし、もう一度確認しますと、これらはすべてフェイクであり・演出であります。
1作目は絡みのない今の業界においてはありえないようなAVを作ったのも彼女の価値を高めるための演出です。

動画内で、医師にもクリニックにもモザイクがかかっておらず、AV発売以降休診状態に追い込まれているとありましたが、
医師の顔出しについては冒頭のとおりこちらから依頼をし、医師の提案による変装での出演承諾を得ました。

またクリニックについては道中や周辺、地名などがわかるものやクリニックの名前はモザイクで隠すというお話をさせていただき、
その約束はそのとおりに守りました。

でも建物外観についてのお話は出ませんでした。
前述したとおり、すでにクリニックは破綻しほぼ営業しておらず、常連の方だけに薬を処方するだけだと語っていましたので、
AV発売によって休診状態に追い込まれたというのは、事実ではありません。

編集後に映像の内容を医師に確認してもらわなかったため、医学的な間違いが収録されているという指摘については、
通常の作品作りの中ではプロダクションに作品内容を確認してもらったりする慣習はなく、
先方からの依頼もなかったことから確認してもらいませんでしたが、
結果、医療用語等に誤字があったことについては申し訳なく思っており、
プロダクションとしてではなく医師としての彼に監修的にチェックしてもらうべきだったと素直に謝罪したいと思います。

1作目を編集し終わった後、どうしても撮り直ししたいシーンが出てきてしまいました。
そこでその追加撮影を9月17日にSODクリエイトの本社にて行ないました。

この時点で、2作目の構成はほぼ決まっていました。

1作目を撮り終わった後、瀧本さんに対するSODクリエイトの方針として
「この先も医療コンシェルジュとして撮影していく」か
「AV女優として作品を出して行く」か、どちらにするかという会議が行なわれました。

そこでプロダクション代表である医師、そして瀧本さん自身が「早く普通のAV女優さんになりたい」という意思を持っていると担当者から聞き、3作目にAV女優としてのデビュー作、プロの男優としっかり絡むSODstarとしてのデビュー作を撮りましょう、という話になりました。

ここで、2作目は3作目のAV女優としてのデビューへの橋渡し的な作品にするべきだ、2作目の最後に医療コンシェルジュとして絡みを1回やって、3作目でデビューという流れにしよう、と決まりました。

そこで、追加撮影をした9月17日に、瀧本さんと医師にその流れを説明しました。
この時、2作目の最後に絡みがあることをまず説明しました。絡みがあることをはっきり伝え、その相手が僕である可能性もあります、と伝えています。

この時点で絡みの相手をどうするか、確定していません。プロの男優をここで登場させてしまうと3作目のAV女優としてのデビュー作が色褪せてしまうのではないか。

かと言って2作目の「瀧本さんが手淫などいろいろなことに挑戦して、うまくできるようになりました、またはうまくいかなくて落ち込みました」というストーリーの中では、絡みの相手がED患者、というのも無理があるように感じたのです。そこで思いついたのが「僕が瀧本さんに惚れてしまった設定にして、『君がAV女優になれば君と絡みができる』というスケベ親父になる」という流れでした。

プロの男優、ED患者、僕。この3パターンを考え、決めかねていたんです。
「絡みの相手、内容、結末をどうするかわからないので台本には最後の絡みについて詳細は記載していないが、絡みは必ず1回ある。相手は自分(溜池)である可能性もある。撮影当日に相談しながら進めていく」ということを瀧本さんと医師に伝え、「わかりました」と返答をもらっています。

9月25日、2作目の撮影当日の朝、僕は前日まで考え抜いて決めた「最後の絡みは僕との絡みにする」ということを、プロダクションの代表としての医師に伝えました。

その時「溜池さんがしてくださるんですか、光栄です」という言葉をいただきました。

その後、昼にプロデューサーも医師に「今日は溜池さんとの絡みになりますが聞いていますか?」と確認し、「ちゃんと聞いています」という返事をもらっています。

瀧本さんにも「今日の最後の絡みは僕になる」と16時頃にメイクルームで伝えました。
そして、瀧本さんの承諾をもらい、少なくとも嫌な感じは伝わってきませんでした。

この時点で本人からも、プロダクションとしての医師からも文句は出てきませんでしたので、絡みシーンの詳細をすべて説明しました。

その後、絡みまでの間にさまざまなシーンを撮影しましたが、その間も瀧本さんに特に嫌そう、憂鬱そうというような反応は感じられませんでした。

女優さんと一番触れ合うことになる、当日のメイクさんも同じように感じていたそうで、ネガティブな感じはなく、楽しそうにやっていた、と言っていました。

そして実際に絡みの撮影に入ったのですが、ここでも嫌がっている様子は見られませんでした。
もちろん現場には医師もプロダクション代表として同席していました。瀧本さん本人が本当は嫌だったとしたら、僕やスタッフに直接言うことはできなくても医師を通じて伝えることも可能なはずです。

ですがそういったものは一切なく、撮影を楽しんでやってくれている、という印象でした。
これは僕以外のスタッフも同じように感じています。
さらに医師は「3作目も溜池さんなんですか? 今後も溜池さんに撮ってもらいたい」と、現場で会うたびに言ってくれていました。

ここまで説明してしまうと、作品がフェイクドキュメント、結局は「出来レースじゃないか!」と思われても仕方がないのですが、
ここまで作りこんで作品を制作しているんだな、と思ってもらえれば幸いです。

作品は物語であり、架空の話ではあるけれど、僕を始め瀧本さん、医師、そしてスタッフ含め、全員でなりきって演出をしていた、ということなんです。

撮影後、11月11日のJapanAdultExpoの時、瀧本さんと医師に会いました。

その後、YouTubeに投稿された動画なのですが、YouTubeの日付によると実はJapanAdultExpo前の11月8日以前に撮影され、11月8日に一度アップされているらしいんです(※)。

ですが、JapanAdultExpoでは瀧本さんから「ありがとうございました」、医師からも
「溜池さん、4作目も5作目もぜひ撮ってください。3作目は溜池さんじゃないんですね」という言葉をいただきました。

その後も控室にいた他の女優さんや野本ダイトリ(SODクリエイト社長)や僕も一緒に、みんなで写真を撮ったりしていたんです。

だから、その時はまさかこんな告発動画をすでに撮っているなんて思ってもいなかったです。
本当に、すごく楽しそうに、嬉しそうにしてくれていたので。
(※動画はその後削除→1月4日に復活)

その後、僕が直接瀧本さんと医師に会ったのは、12月12日です。

2人で4作目の監督面接に来社された時に、偶然会いました。
その時も瀧本さんからは笑顔で挨拶されて、医師からも「また撮ってください」といつものように言われました。
これが最後に実際に会った時の様子です。

12月14日に、瀧本さんとSODクリエイト広報が出版社へ営業に行った際、医師は同行しなかったそうです。
帰りに2人で食事をしたそうなのですが、その時瀧本さんは「SODstarとしてこれからも頑張っていきたい。有名になってファンをいっぱいつけたい。でも医師が難色を示している」と言っていたとのことです。

翌12月15日も、広報と秋葉原や上野のセルDVD店に営業活動を行い、その時も次の日の営業活動や、次週に行なわれるセルDVD店さんの店長会議への出席も頑張らないと、とプロモーション活動に意欲的だったそうなのですが…。

翌12月16日、一方的に医師から「4作目以降の契約取り消し、今後の連絡は弁護士を通じて行なう」という通達をSODクリエイトが受け、その後まったく先方との連絡が取れない状況となっています。

そして、YouTubeに今回の動画がアップされました。
アップされたのは1月4日らしいですが、僕が気付いたのが1月7日。

僕にとっては本当に寝耳に水でした。

撮影中にそういった様子はまったく感じられませんでしたし、
問題があるはずだったらそれを告げるはずのプロダクション代表の医師からも何も言われず、むしろ歓迎されていると思っていましたから。

すぐに医師に連絡を取ろうとしたのですが、電話をかけても別人が出て「違います」で終わりでした。

通常、プロダクションが女優さんの窓口として機能してくれています。

もし、女優さんからの要望などがあった場合は、女優さんが直接言えなくても、
プロダクションの担当者から制作サイドやメーカーサイドに連絡があり、話し合いや交渉が行なわれます。

いつも関わっている一般のプロダクションは、制作やメーカーとの間で「女優を守る」という役割があります。

なので、1作目、2作目の撮影において、もし女優さんが何か意見や要望があるのだったら、本来ならばその現場で、
または現場が終わってすぐにでも、業務としてプロダクションの担当者(瀧本さんの場合はベールアンジュ代表の医師)から話があるはずなのですが、それはまったくありませんでした。

2作目の撮影が終わってから1ヶ月以上が経ち、その間にクレームや話し合いなど一切なかったのですから、
11月8日以前にあのような動画が撮られていたというのはとても驚きました。

11月11日のJapanAdultExpoでは笑顔で握手したのに、と。僕にとってはかなりショックなことでした。

打ち合わせ、現場では、ベールアンジュ代表としての医師に、常に承諾をいただき、瀧本さん本人にも内容を説明し、
納得してもらっているのを確認しながら作品制作を行なっていました。しかし、こういう事態になって、とても残念で悲しい気持ちです。

そして動画に関して1つ言わせてもらうと、僕とつながっているという理由だけで、今回の件とは無関係のところにまで被害を広げられていることが、腹立たしく感じています。

僕としては、まず話し合いをしたいのですが、連絡が取れない状況ではその話し合いすらできない。そういった理由から、今回このような形で僕としての見解を表明させていただきました。

今のAVの世界では、残念ながら一部に強要や洗脳といわれる悪質なことが問題となっています。
しかし、今回のように強要でも洗脳でもないケースを強要だ、洗脳だと宣伝することは、かえって勇気をもって問題を告発している被害者の現役や元女優さんの頑張りに水をかけることになりかねません。

AV業界の一員として女優さん、男優さんや契約したばかりの新人さんが1人も被害にあわないですむAV業界にするにはどこを変えていったらいいのか考え努力をしていきながら、同時にこういう間違った「告発」には、そのためにも反論していかなければならないと考えています。

ただ、瀧本さんに対して、傷つけたりするつもりは一切無く、できればまた再会し、お話しをしたいと願っておりますが、こういった状況なので、仕方なく事実を述べさせていただいた次第です。

とにかく長いだけで謝罪も反省もない長文で、現場では楽しそうだった。の一点張りである。女性の人権を踏みにじって得意がり、光栄だの埋もれる瀧本を売ってやろうだの無神経な言葉を吐き捨て、上から目線でハメ撮りするような輩が、「強要でも洗脳でもない」と開き直って被害女性の瀧本さんに真摯に向き合わない姿勢に私は怒りを募らせたのである。

これに対しベールアンジュは逐一反論している。

以下にその反論を抜粋した。

  • 個人情報保護が重要視される現在、建物オーナーの許可なくビル全体を裸で写すのは極めて不誠実。
  • 「クリニックの医師と事務所代表が同一人物」という公表されないはずの内部情報が暴露され医師の個人名やクリニック名が流出、2017年3月にクリニックを急遽閉院せざるを得なくなった。
  • 相手をED患者にするか、AV男優にするか、監督にするか迷っていたというのは虚偽の説明
  • 溜池による計画的なドッキリのハメ撮り
  • 溜池がスタッフ相手に「俺はハメ撮り四天王って言われてるんだよ」と豪語。
  • 撮影現場において大勢のスタッフがいるなか、終盤になっていきなり追加の本番行為を要求されても、若い女性1人でそれを拒否することができないのは明白。事務所代表としては、この事案は撮影現場における本番強要であったと考える。
  • 2017年1月に瀧本梨絵の告発動画が公開されてから瀧本のTwitterに対し、執拗なセカンドレイプ発言を続けているのは(溜池が理事であり、妻の川奈まり子が代表をつとめる御用AV団体)AVANの関係者及びシンパ。
  • 12本契約ではなく、3本ごとの契約更新とされたことは残念
  • 4本目の予定作が「拘束・巨根・失禁」という通常経験を積んだ女優に課される過激な作品であったことは、充分な説明がなかった

SOD専属契約を盾に勝手気ままなハメ撮りはやる、クリニックや医師名が特定できるように暴露の嫌がらせを行う、など溜池・SODの非道は到底容認できない!そして溜池は事件当時AVAN理事であり溜池の妻はAVAN代表であった。AV業界健全化を訴えるAVANが加害者で、健全さのかけらもなく謝罪も反省もなく、AV業界はホワイトなどと大メディアでプロパガンダを繰り返していたのだ。これがAV村の現状だったのである。

当然のことながらこの件を通じて溜池・川奈夫妻への批判が殺到、AVANの信用は失墜し、AVANは解散への道をひた走ることとなる。

ピエロ陳美娟逮捕

無修正AVの制作会社・ピエロ社長・陳美娟が逮捕されたことは大きな衝撃となった。

カリビアンコムは無修正配信最大手だが、オーナーは日本人である。それに対し、『キャットウォーク』などでしられる無修最大手メーカーAVEは中国系と言われている。そんなAVEのコアとなる制作会社「ピエロ」の陳美娟社長ら6人が「カリビアンコムで無修正動画を配信した」として1月11日までに逮捕された。

日本で撮影したわいせつな動画を台湾とアメリカを経由して配信していたとして、都内の映像制作会社の社長らが警視庁に逮捕されました。
調べに対し社長は容疑を否認しているということです。

逮捕されたのは東京・練馬区の映像制作会社「ピエロ」の社長で、台湾出身の陳美娟容疑者(67)ら6人で、警視庁によりますと去年8月、わいせつな動画をネット上で配信し、頒布した疑いがもたれています。
警視庁は日本国内で撮影された無修正のわいせつな動画が台湾の会社を通じてアメリカの会社に販売され「カリビアンコム」というサイトで配信されていたとみています。
陳社長の会社では、去年までの9年間でおよそ14億円の売り上げがあったということで、警視庁は台湾やアメリカの捜査当局と連携しながら全容解明を進める方針です。

警視庁の調べに対し、陳社長は「カリビアンコムというサイトは知らない。わいせつな動画は配信していない」と容疑を否認しているということです。

結城リナの世話をする陳社長

2013年の純野静流、2015年のHAMAR監督、かさいあみの逮捕など無修正配信の摘発は散発的には続いていたが、中核的存在となるピエロの摘発によって無修正業界は大きな打撃を受けたのである。

かさいあみ 無修正AVで逮捕されていた!

かさいあみは2017年当時はAV擁護派の急先鋒で暴言も酷かったが、敬愛する紅音ほたるの社会活動の影響か、業界団体に参画する中で徐々に穏健化し今に至る。

上記のかさいあみの摘発が明らかになったのは2017年である。中村淳彦が『名前のない女たち 貧困AV嬢の独白』(2017)で下記の記述をしたのだ。

かさいあみは昨年末(注2015年末と思われる)、海外配信の無修正わいせつAVに出演した容疑で逮捕されている。

「(略)私だけ本名も芸名も出されて最悪だった。(略)余裕で逮捕です。手錠です(略)」

中村が書いたかさいの逮捕の事実によってかさい&AVAN川奈と中村の論争となったことも記憶に新しい。

私もかさいの実名が報道された記事を調査したところ、15年12月1日の毎日新聞で下記の報道がなされていたことがわかった。

 わいせつ動画を海外の動画サイトに送信するために保管したなどとして、県警生活保安課などは30日、 東京都調布市西つつじケ丘の映像制作業、浜崎淳容疑者(53)ら8人をわいせつ電磁的記録有償頒布目的保管容疑などで逮捕したと発表した。

 共に逮捕されたのは東京都葛飾区の会社員、上林裕容疑者(31)▽世田谷区の女優、中村亜紀子容疑者(32)。 この他、いずれも20代の女優3人は処分保留ですでに釈放。女優を仲介した27歳と32歳のマネジャーの男2人は罰金10万円の略式命令を受けている。

 逮捕容疑は、浜崎容疑者は10月8日、有償で頒布する目的で、わいせつ動画の電磁的記録をデジタルビデオカメラ内に保管。 上林、中村両容疑者は送信されることを知りながら、動画制作をほう助した、としている。

 同課によると、浜崎容疑者は4年前からわいせつ動画を海外の複数の動画サイトに送信。 浜崎容疑者名義の口座には約3500万円の入金があった。浜崎容疑者は容疑を認め、上林、中村両容疑者は一部否認しているという。

Hamar’s Worldが摘発対象となったと考えられる。

かさいと共に逮捕されたのはHamar監督こと浜崎淳である。このことから、上記のHamar’s Worldが問題となったと考えられる。なお、当時の事務所・セレクションのマネージャー上林も逮捕された。

シングルマザーのかさいあみは現在、映像実演者協議会の理事を務めている。同団体の登記簿を取得したところ、中村亜希子の名前が確認できたため本記事でも実名を伏せずに書く。

かさいあみは逮捕の過去が露呈し、無修正出演させた事務所への不満もありつつ、オフレコを書いたとして中村淳彦を攻撃し、それにAVAN川奈も追撃に参戦したのである。アンチ中村淳彦では一致団結できてしまうAV村には唖然とするほかない。

西川ゆい 大島丈 小田切ジュン逮捕

元ムーディーズ専属・ディクレア(後のシエロ)所属・西川ゆいこと菊地彩花のほか、大島丈こと小嶋実、小田切ジュンこと尾上真一、ディクレア社長・石崎宣行らが逮捕された。

2017年、無修正摘発が相次いだ。演者の摘発である。2月28日に逮捕されたのは西川ゆい、大島丈、小田切ジュン、ディクレア社長・石崎宣行である。

無修正のわいせつ動画を撮影し、インターネットで配信するのを手助けした疑いで、AV女優らが、警視庁に逮捕された。
AV女優プロダクション社長の石崎宣行容疑者(35)と、元AV女優の「西川ゆい」こと、菊地彩花容疑者(25)AV男優の小嶋 実容疑者(48)ら5人は、無修正のわいせつ動画を撮影し、有料サイト「カリビアンコム」を通じて配信するのを手助けした疑いが持たれている。
このプロダクションには、AV女優およそ50人が在籍し、およそ8年で1億5,400万円を売り上げていて、菊地容疑者は、1本120万円の報酬を得ていた。
逮捕された5人のうち、4人は容疑を認めている。
無修正動画をめぐり、制作会社だけでなく、AV女優らが逮捕されるのは異例となる。

小田切ジュンこと尾上真一の逮捕は報道されていないが、小田切は自身のTwitterで同時期に拘束されていたことを示すツイートをおこなっている。

小田切の弟は警察官という説は根強く、その影響から逮捕されても実名報道されなかったという「陰謀論」すら存在する。

小田切 ジュン@dagipon

業界関係者並びに応援して下さる皆様、ご心配をおかけしました。
近くて遠いところに旅立っておりました。3日で3キロ痩せました。
別に断食しに寺に行ってた訳ではありませんが。
明日からはまた普通にお仕事ができるので今まで通りご連絡頂けると幸いです。何卒宜しくお願い致しますm(__)m2017/03/03 00:13:56

小田切 ジュン@dagipon

皆さんからもらったメッセージや励まし本当に有り難かったです!
正直、少し凹んでたところもあったので。
やっぱり人は一人では生きていけないんだなって痛感しました。今回の件で色々ご協力して頂いた方々には感謝しております。またご迷惑をかけてしまった方々、本当に申し訳ありませんでした。2017/03/03 11:57:25

小田切 ジュン@dagipon

思うところは色々とありますが、自分が至らなかったところは反省して今後とも仕事に精進してやっていきたいと思ってます。
かたっ苦しくなってしまいましたが、仕事ではこれ以上にアソコを硬くして頑張っていくつもりです!
今後とも小田切ジュンをヨロシク😉2017/03/03 11:58:20

それでは彼らが逮捕されたVはなんだったのか。問題のVはキャットウォーク ポイズン143とされており、1月のピエロの摘発の一環であったことが窺える。官憲の断固たる摘発の連発にAV業界は震え上がった。

カリビアンコム社員逮捕

無修正摘発騒動はカリビアンコム社員逮捕にまで至った。

ピエロ陳、西川、大島、小田切、石崎が逮捕された無修正摘発の終着点として、配信サイト・カリビアンコムの社員サープ・マイケル・ナオミチも逮捕された。

無修整のわいせつ動画を配信すると知りながら撮影に応じたとして、出演した俳優らが逮捕された事件に関連し、警視庁は、動画配信サイト「カリビアンコム」を運営するグループの社員で米国籍、米国在住のサープ・マイケル・ナオミチ容疑者(34)をわいせつ電磁的記録等送信頒布容疑で逮捕し、9日に発表した。

 警視庁は、日本で撮影された動画をサープ容疑者が米国内で編集していたとみている。サープ容疑者が沖縄に滞在していることを把握し、今月3日に逮捕した。

 保安課によると、逮捕容疑は、日本の制作会社の社長(67)=同罪で起訴=らと共謀し、昨年8月17日ごろ、無修整のわいせつ動画を「カリビアンコム」に配信し、不特定の人が見られるようにしたというもの。

 カリビアンコムの運営法人は米カリフォルニア州にあり、サープ容疑者はそのグループ会社で動画を編集していたという。

 保安課は、海外サイト経由でネット上に流布している無修整のわいせつ動画の取り締まりを進めており、これまでに日本の制作会社の社長や出演していたアダルトビデオの俳優らを逮捕している。

制作、配信サイト、演者、ダクション社長と幅広い摘発となった結果、かつては有名女優が出演しまくりだった無修正AV業界に人気女優が出演することはほぼなくなり、無修正AVは一挙に下火となって今に至るのである。

クローネ摘発

クローネはティーパワーズ傘下のダクションとされる。

初音みのりが所属し、最近では渡辺まおなどを輩出したクローネがAV女優の有害業務派遣で書類送検されたことも忘れてはならない。しかしながら、本体となるティーパワーズの摘発に至らなかったのは残念であった。

女性の取り分は15万円だった…20代女性をAVに派遣容疑 スカウト集団の男ら4人書類送検 – サンスポ

女性の取り分は15万円だった…20代女性をAVに派遣容疑 スカウト集団の男ら4人書類送検

 路上でスカウトした20代女性をアダルトビデオ(AV)のプロダクションに紹介したとして、大阪府警保安課は27日、職業安定法違反(有害業務の紹介)の疑いで、スカウト集団「絆」メンバーの男(21)と上部組織「DIX(ディス)エンタープライズ」AV部門責任者の男(31)を書類送検した。いずれも容疑を認めているという。

 また、この女性をAV制作会社に派遣したとして、労働者派遣法違反容疑で、AVプロダクション「クローネ」(東京都目黒区)社長の男(32)ら2人も書類送検した。2人は「女性は個人事業主で、当社が雇用していない」と容疑を一部否認している。

 府警によると、昨年10~11月、女性を性風俗店に紹介したとして絆やDIX社を摘発。押収品などから、勧誘した女性をAVプロダクションにも紹介していた疑いが浮上した。女性は1作品ごとに制作会社から35万円の出演料が発生し、DIX社とプロダクションが10万円ずつ受け取り、残りが女性の取り分だったという。女性が意に反してAVに出演したケースは確認されなかった。

 21歳の男らの送検容疑は昨年7月、大阪・ミナミの路上でスカウトした女性(24)をクローネに紹介し、AV女優として雇い入れさせたとしている。(産経新聞)

こうしたスカウト摘発については2025年の改正風営法において強力な法的根拠を得ることとなる。AVプロダクションによるAV斡旋についても、労働者派遣法の有害業務のみならず別途の法的規制も儲けるべきではないだろうか。

AV女優・ANRIこと坂口杏里逮捕

ホス狂として知られたANRI、ホストを恐喝未遂して逮捕

バイきんぐ小峠英二と交際していたことで知られるANRIこと坂口杏里はホストに入れ込みAV堕ちしたが、ホストとの金銭トラブルの中で恐喝未遂により逮捕されるという珍事があったのも2017年だ。

タレントの坂口杏里容疑者(26)が、友人のホストの男性から、現金3万円を脅し取ろうとした疑いで、警視庁に逮捕された。
2013年に亡くなった、女優・坂口良子さん(享年57)の長女で、タレントのANRIこと、坂口杏里容疑者は、2008年にタレントとしてデビューした。
母・坂口良子さんとバラエティー番組に出演し、ふわふわとした天然キャラクターが受け、2世タレントとして活躍していた。
しかし、2013年、母親の良子さんが、大腸がんによる肺炎のため57歳で死去。
その際、坂口容疑者は、「これから家族全員、力を合わせて、皆さまのご厚情を賜りながら頑張ってまいります。今後とも何とぞ、ご指導ご鞭撻(べんたつ)のほど、よろしくおねがい申し上げます」と、前向きなコメントを発表していた。
母の死の翌年にはお笑いコンビ「バイきんぐ」の小峠英二さん(40)と、水族館での手つなぎデートが週刊誌で報じられ、交際宣言をしていたが、2015年に破局を迎えている。
破局後はホストクラブ通いが続き、金に困っていたとも報じられていた、坂口容疑者。
2016年にはセクシー女優に転向した。
そして18日、東京・新宿区で、友人で30代のホストの男性から、現金およそ3万円を脅し取ろうとした恐喝未遂の疑いが持たれ、逮捕された。
警視庁によると、坂口容疑者は、これまでに何度か男性から金を借りていて、「今回は3万円を借りたい」などと要求、断られると「ホテルにいた写真をばらまく」と、男性を脅したという。
坂口容疑者と男性は、メールでやりとりしていて、新宿区内で合流した際に、男性が坂口容疑者を取り押さえ、警視庁に通報した。
警視庁は、坂口容疑者の認否を明らかにしていない。

ホストにとって、もはやANRIは用無しとして警察に突き出したのだろうが、当時私はこのホストがANRIの事務所のティーパワーズから報復されないか心配したのであった。ただし、今となってはティーパワーズもまたANRIを放逐したかったのかもしれないと思えている。

原紗央莉V削除

SOD長期専属として一時代を築いた原紗央莉のV削除はSODに大きな衝撃を与えた

2016年8月中旬の古都ひかるのV削除、2017年1~2月のほしのあすかのV削除に続き、3月にSOD長期専属・原紗央莉こと松野井雅がDMMでV削除したことも注目を集めた。原は2011年の引退の際に契約解除をめぐって法的なトラブルになったとされており、AV出演強要があったのではないかと噂されていたことも相まってV削除は波紋を呼んだのである。

私が上記記事を書いた3月21日の段階では、DMMで原のVは削除されていたものの、SODには残っていた。しかしながら、6月19日のSODクリエイト野本社長の記事の段階ではVは削除されていたという。

野本はV削除について、「DMMとの足並みを揃えるために削除した」と述べ、「強要はなかったはずだ」と主張している。しかしながらSODがレジェンド級の長期専属のV削除に追い込まれたという事実は非常に大きなものであった。やがてこのV削除はAV人権倫理機構のV削除制度確立へと繋がっていく。

沢井亮とAV事務所・アルシェによるAV出演強要問題

素行不良の沢井はトラブルを繰り返しAV村でも干されていたが、AV事務所・アルシェと組んでAV強要にも手を染めていた。

沢井亮は2014年に児童淫行で逮捕されたのちにロック座踊り子に手を出した件でW松(松本和彦・松嶋クロス)に制裁され破滅した。そんな沢井は女衒業で活路を見出すべく、アルシェと組んでファンをAV女優に仕立ててスカウト料を得ようとしたと考えられる。

2017年10月4日のWithnewsの記事を見てほしい。沢井による女性の騙し・AV強要のおぞましい実態が語られている。

女性は、BSの番組に出演したことのある、女子中学生への淫行で逮捕されたAV男優(沢井)に騙され、AV事務所(アルシェ)に連れて行かれ所属契約させられた。実家などの個人情報を掌握され、
恐怖の中、プロダクション社長と意に沿わない性行為をさせられ、AV撮影された。

沢井と被害女性

さらに続報では、被害女性が本中専属の河野アキであることが読み取れ、国内未承認のピルを渡され服用の上撮影させられたことが綴られる。避妊具を使用しない劣悪な撮影で、被害女性は性感染症にも感染する被害を受けていたという。

さらなる続報では、沢井の紹介でアルシェ所属となったピーターズ専属・浜崎恋のAV被害が取り上げられた。

・女性は(未成年との淫行で逮捕された)AV男優に紹介されたAV事務所と所属契約を結ばされ、複数回の撮影を組まれた

・「罪悪感」「不安」で撮影で泣いたのに、「嬉し涙」にさせられた

・無修正に、知らぬ間に出演させられていた(上村紗雪名義の東熱)

・性病をうつされた

このように、沢井・アルシェが結託して、本物中出しを売りにする本中・ピーターズへのAV強要ルートが確立していたのである。性感染症の観点から避妊具を使用しないで本番行為を行い撮影すること自体極めて危険であり、性感染症感染リスクもある。一説にはこの報道を受けて本中も本物中出しを一時取りやめたという。

いずれにしても一連の報道を通じて、AV業界の非道な女性供給の実態がまた一つ明らかとなったのであった。

AV人権倫理機構

AV業界に押し寄せる官憲の摘発を受け、AV業界サイドでは4月に自称第三者機関「AV業界改革推進有識者委員会」を設け「適正AV」を旗印にAV業界の改革案を策定した。この「委員会」は2017年10月1日にAV人権倫理機構(以下、AV人倫)の発足へと結実し、AV人倫はAV業界防衛に乗り出すことになる。以下に10月4日の会見でAV人倫が提唱した改革案の内容を箇条書きした。

  • メーカー・プロダクション間、プロダクション・女優間、女優・メーカー間の共通契約書の作成・使用
  • プロダクション登録時(契約時)において、女優本人が再検討する期間の明確化
  • 出演料やプロダクションフィーなど金銭面の女優への開示
  • オムニバス作品(総集編)制作時における出演女優への報酬支払い(二次利用料の発生)
  • 作品使用期間の取り決め(最長5年、以降女優から要請があれば使用停止にする)
  • 通報窓口「ホットライン」の設置
  • 来年1月からの新ルール実施を目指す。
  • (AV強要の温床となる)「違約金」については今後の課題として先送りする。

共通契約書の整備、総出演料開示、二次利用料の規定、V削除の仕組みづくりなどの方針を打ち出したAV人倫はAV業界の労働環境の近代化に一定の貢献を果たしたが、2022年6月のAV出演被害防止・救済法の成立・施行によって存在意義を失い、AV人倫は24年3月31日に解散、自称「適正AV」も終焉を迎えることになる。

座間市9人殺害AVスカウト・AV男優白石隆浩

座間市9人殺害のAVスカウト・AV男優白石隆浩の死刑は2025年6月27日に執行された。

座間市のアパートで女性8人、男性1人の計9人の遺体が発見された事件の犯人として2017年10月31日に逮捕された白石隆浩。SNSで被害者を巧みに誘い出し性暴行の上殺害した白石の凶行に、世間は震撼した。

 東京都八王子市に住む女性(23)が今月24日ごろから行方不明になり、警視庁が行方を捜していたところ、30日午後、神奈川県座間市緑ケ丘6のアパート2階の一室でクーラーボックスに入った2人の頭部が見つかった。同庁捜査1課は31日、この部屋に住む職業不詳の白石隆浩容疑者(27)を死体遺棄容疑で逮捕した。白石容疑者は「私が殺害して証拠隠滅を図ったことに間違いありません」などと供述し、容疑を認めているという。同課は遺体の身元確認を進めるとともに、事件の経緯についても追及する。

 現場からは9人の遺体の一部が見つかっており、女性が8人、男性が1人だった。室内にはクーラーボックスなど八つの箱があり、うち七つにバラバラの遺体が入っていた。遺体の一部は腐乱しており、DNA型鑑定などで身元確認を進める。

白石隆浩はエクセレントという会社のAVスカウトとして働いていた2017年1月16日に別件で逮捕されていたことが報道されている。AV批判が社会問題となる中、またもAV関係者が凶悪な犯罪を起こしたことに批判が殺到したのである。

鹿嶋署と県警生活環境課は16日、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益等隠匿)の疑いで、東京都新宿区西新宿6丁目、職業紹介会社「EXCELLENT」経営、加藤孝明(34)、同豊島区東池袋5丁目、同社アルバイト、白石隆浩(26)の両容疑者を逮捕した。

逮捕容疑は共謀し、同社の業務として、昨年6月30日から同8月17日までの間、神栖市深芝の店が売春の周旋で得た現金であることを知りながら、同店への女性従業員紹介の料金名目で、現金書留で3回にわたって送られた計383万1千円を偽名を使って受け取り、犯罪による収益を隠匿した疑い。

白石の働いていたエクセレント(https://archive.is/fldRI)。エクセレントという会社名がつぼみ・麻生希の所属する事務所・エクセリアと似ていることから系列なのではないか?などとさまざまな憶測が飛び交った。

週刊文春2017年11月16日号によると、白石はAV男優として有名女優の作品にも出演していたのだという。

殺人鬼・白石はAV男優でもあった。

週刊文春2017年11月16日号の記事の内容

2015年に白石は以下の内容を知人に話していた。
・AV出演している
・超人気女優のAVに出演している
・屋上にプールがあるスタジオで撮影した

白石隆浩には1審で死刑が言い渡され、本人が控訴を取り下げたため刑が確定。死刑は2025年6月27日に執行された。

人を人と思わない凶悪な連続殺人は、女性の人権を踏みにじって渡世するAV業界人の精神性と通底するものがあるのではないかと思えてならない。夜職に巣食うサイコパスたちの摘発が急務である。

おわりに

2017年はSOD取締役・溜池ゴローによるSOD専属・瀧本梨絵さんへの非道な性行為強要や無修正AVの網羅的な摘発によってAV業界が揺れた年であった。逮捕者が続出する中、AV男優・白石隆浩の9人殺害が露呈すると、ついに「AV業界は犯罪者の掃き溜めである」との感が強く印象づけられたのであった。

そんな中AV業界はAV人権倫理機構を発足させ、怒涛の摘発の前に風前の灯火となったAV業界の必死の延命工作に乗り出すことになるのであった。

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